いまや普及率が7割にも達している携帯電話は、単に音声で会話をするための対人間コミュニケーション機能だけではなく、携帯ウェブで情報を収集する機能、テレビを見たりラジオを聞いたりするAV端末機能、チケット予約や銀行の振り込みをしたり、ショッピングをするなどのトランザクション機能を持つようになっている。また、外出先から遠隔で自宅の機器を操作したり自動監視するなどのリモートコントロール機能、財布代わりに使えるなどのクレジットカード機能、時計やデジカメとしての機能など、じつに多様な機能を内蔵するようになっている。したがって、もはや「情報メディア」というよりも、「多機能端末(マルチファンクション・ターミナル)」という表現がふさわしい汎用メディアになっている。在来の情報機能に加えて、トランザクション、コントロール、ショッピングなどの「非情報機能」を複合的に備えるようになっているのは、携帯電話に限らず、テレビやインターネットなど他のメディアにおいてもみられる共通の傾向である。例えば、双方向機能を備えたケーブルテレビでは、すでに1980年代から、セキュリティ、ホームショッピングなどのサービスを展開している。映画『おくりびと』では脚本家として一世を風靡した小山薫堂さん。東北芸術工科大学デザイン工学部の講師も務め、オレンジ・アンド・パートナーズの社長である。世界遺産を立体映像で映しだす3D映画にも携わる。