事故を起こすか、うまくさけられるかの差は、ドライブ・テクニックよりも、事前の状況判断力のちがいと考えてください。駐停車中のクルマを通り抜けるときにもう一つ注意しなければならないことは、ドアが開きそうかどうかの見極めです。よく一メートルあければよいという人がいますが、ドアの長さが一・五メートルくらいの自動車もありますし、ドアをいきおいよく開ける人も多いので、いちがいに一メートルとは言えないのです。まず人が乗っているかどうか。これは運転席の人の頭を確認します。もっとも助手席の荷物などをとろうとしてかがめていることもあるので、一瞬見ただけでいないときめてかかるのは危険です。次にドアの状態。開いているか完全に閉じているか、それとも半ドアか。人が乗っていなくてもドアがしっかり閉じていないと強風で開くことがあります。そしてエンジンがかかっているかどうか。排気管(テイルパイプ)の様子を見れば、エンジンがかかっているかどうかはわかります。人が乗っていなくても、エンジンがかかっていればドライバーが飛び出してくるかもしれません。車のとめ方が不自然かそうでないか。これを見極めることが大事です。また道路に余裕があれば、中央線寄りのほうへはみ出すのも方法です。もちろん、少しでもおかしいと感じたら、減速し注意を払うことはいうまでもありません。以上のことは、自動車学校(自動車教習所)で最初に教官から指導される基本的なことなので、今知ったという人はもう一度教科書を読み返そう。
[参考]
東京の自動車教習所コヤマドライビングスクール
http://www.koyama.co.jp/