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日本人とイタリア人とのおしゃれの違い

「自分がものすごく好き」という気持ちが、日本人とイタリア人とのおしゃれにおける根本的な違いなのかもしれない。いままでの日本人のおしゃれは「とりあえず人様の前に出たとき、恥ずかしくないように、とりあえず皆と同じ格好をしていれば安心だから」という発想から成り立っていたように思う。しかしスタイルを持つということは、人との違いを際立たせ、誰のものとも違う自分のよさをファッションという手段によって表現するということだ。読者の方からのたくさんのお手紙を読むたびに、そんな思いを強くする。なぜならほとんどのお手紙に、欠点しか書かれていないからだ。脚が太いから、背が低いから、太っているから、撫で肩だから、どうすればいいでしょうとある。確かに欠点があるから悩むのだということはわかるし、そこを「そんなことないのよ、大丈夫よ」と言ってあげたい気もする。