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先人のおかげで旅ができる

宿にあった『わたしたもの飯田線』(飯田市歴史研究所)という本を読んで知ったのですが、先人たちの労苦があって、私のような物見遊山の旅もできるようになったんだなと思います。県道1号から田本駅へ向かう道が咋日は見つかりませんでしたが、駅を起点にすれば容易に見つかりました。自転車を担ぐようにして急坂をよじ登り、駅より140メートルほど標高が高い県道には20分ほどで出ることができました。そばのガードレールに立てかけられた木片の裏を見ると、マジックで「↑1メートル本駅」と書いてありました。

(関連情報)
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これでは見過ごしてしまうのも無理はありません。この入り口付近には「お食事処奈川」がありましたので、もし自転車で県道1号から田本駅に行こうと思う奇特な人がいたら、その看板を目印にするとよいでしょう。再び県道1号を走りはじめ、お世話になった宿の前を通過して5メートルほど進むと、名勝「信濃恋し」が現れます。ちょうど為栗駅のあたりで、岩壁にぶつかった天竜川が180度以上も向きを変え、それが上流の信濃の国を振り返っているようだから名付けられたといいます。天竜川のすさまじい蛇行を象徴する話です。幸い、為栗駅には自転車に乗ったまま行ける橋と道が通じていました。