雑誌を使った集客方法は、広告だけではありません。なんと、無料で宣伝してもらう方法があります。お店を記事で取り上げてもらうのです。皮肉なことに、実はお金を払って載せた広告よりも、無料の記事(パブリシティ)のほうがずっと訴求力があるのです。とはいっても、出版社に知り合いがいる人はともかくとして、いきなり自分のお店を記事にしてもらえるなんてことは、めったにないことです。でも、出版社側にもメリットがあるものであれば、記事として紹介してくれるのです。では、“出版社にメリットがあること”とは、いったいなんでしょうか。それは次の点です。「?編集者が「これは面白い!読者に紹介する意義がある」と思ってくれるもの?ニュース性の高いもの(旬の話題)?お金が絡んでいる(広告クライアント)?知り合いからの頼み」例えば、?について。これからネットショップを開業するのであれば、まずそのジャンルを扱っている雑誌社の編集部に電話します。そして、「ご案内をお送りしてもよろしいでしょうか」と確認し、できることならニュースページの担当者の名前を聞き出します。そのうえで、その担当者に案内を郵送かEメールで送るのです。この案内のことをニュースレターと呼びます。その内容は、「日本初!○○にとことんこだわったショップをオープンさせます。現地との直取引で500点のアイテムを格安で提供」といったように、編集者の目を引いて、取り上げる意義があるということをアピールしましょう。そして、届いたころあいを見計らって再度電話を入れます。その編集者に「おっ、面白いじゃん!」と思ってもらえたら、紹介してくれる可能性は高くなります(主人は出版社勤めで、その人間がいうのですから間違いないでしょう)。また、広告を出してくれた人(クライアント)の依頼というのも、大きな威力になります。ですので、広告を出す際に、「広告を出す代わりに、記事としても紹介していただけないでしょうか」と、頼んでみましょう。出版社としては、記事にするのは手間だけで、コストはほとんどかかりません。ノーコストで広告を稼げるとなれば協力的になるものです。ペイドーパブリシティというのも1つの手です。これは、お金を払って記事を書いてもらう方法で、こちらの意図する内容を記事として紹介してくれるので、訴求効果は絶大ですが、広告掲載費プラス製作費はかなりかかってしまいます。記事として紹介されなくてもがっかりしないでください。もう1ついい方法があります。「記事が無理でしたら、プレゼントコーナーのプレゼント商品提供に協力しますので、そこで紹介していただけませんか?」とお願いしてみるのです。プレゼントに提供する商品は、あなたの主力商品、あなたの店を象徴するような商品を選んでください。高額である必要はありません。この際のポイントは、応募した人のデータをもらうということです。媒体によっては、ショップに直接応募させることがあり、そうするとたくさんの見込み客データが得られるのです。メジャー雑誌ならば数百人から応募があります。その見込み客である応募者に、案内やカタログを送ったり、「雑誌に載せたプレゼント商品を、プレゼント応募者に限り3割引で販売します!」といったオファーをしたりすればいいのです。