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再び運賃交渉

フロントに立つ若者がどこまで知っているのかわからなかった。「ビエンチャンに行くんだけど、サワナケートはいくらなんです?」考えた末での質問だった。しかしフロントの若者は、僕の動揺など意に介さないといった態でこういったのだった。「運賃は旅行会社に聞かないとわからないな。けっこう会社によって違うから」サワナケートまでの運賃がわかれば、ビエンチャンまでもだいたいわかる。その金額をベースに交渉しようと思ったのだ。

[参考サイトのご紹介]
メルパルクTOKYO - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad315481/

ナゴヤドーム-じゃらんnet
http://www.jalan.net/theme/park/nagoya_dome.html

大江戸温泉物語 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad319550/

しかし話はそう簡単に進まなかった。戻ってきたふたりと相談してみた。「どうも僕らが乗るバスはビエンチャンかサワナケート行きらしいんだ」「ってことはラオスまで行ってしまうってことですか」「国境で降ろされなければね」「ずっと乗っていましょうよ。そのほうが楽だし」「たしかにそうなんだけどね……」僕ら三人を水戸黄門一行になぞらえれば、僕は髭の白い黄門様ということになるのだが、内実は一介の会計係でもある。この旅を共同通信の記事や本にまとめるとき、どうしてもその運賃を明記しなくてはならないのだ。そんな苦労を知っているのかいないのか、ふたりはのんきに構えている。