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本はいろいろな人が書く

本はいろいろな人が書く。それぞれの目的で、さまざまな視点で書く。だから、同じ問題を扱っていても、いろいろな本が何種類も出る。なんでこんなに本があるんだろう、と思うぐらい、同じ問題についてたくさんの本が出ていて、書店の一つのコーナーをつくっている場合もある。大学教授が研究して書いた本もあれば、なにかを実践して成功した人の書いた本もある。成功した人の真似をして自分なりに改良した人の本もあるし、まるで畑違いの人が別の角度からアプローチを試みた本もあるだろう。たとえば、「本は、わたしたちに、一つの問題を多面的にとらえることを教えてくれている」と考えたとしよう。すると、多面的にとらえるためのハウツーを書く本もあれば、多面的とはどういうことかを書いた本もあるだろうし、多面的にとらえることでなにが得られるのかを書いた本もあるだろう。多面的にとらえてうまくいった人の話を集めた本もあるかもしれない。また、多面的にとらえてはいけない、と警鐘を鳴らす本もあるだろう。わたしは多面的にとらえてひどい目に遭った、という本だって出るかもしれない。
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