一九九〇年代初期に動物愛護団体「動物の倫理的処遇を求める人々の会(PETA)のスポークスウーマンだったが、今では毛皮を着て公然とPETAを批判している。レザーの方は畜産業の副産物がほとんどなので、これまで毛皮ほど論争の的にはならなかったけれども、最近ではこちらも例外ではなくなってきた。二〇〇〇年、PETAのメンバーたちはGAPを説き伏せ、インドで残酷に殺されてブラックーマーケットに出回る牛の革の使用をやめさせた。それでも、二〇〇一年にはレザー・アパレルの売上が八・五%伸びている。市場調査会社NPDグループによれば、通常のアパレルに比べて二倍の伸びだということだ。動物愛護かファッションかという論争は、近年泥仕合の様相を呈してきた。毛皮反対派は抗議をエスカレートさせ、毛皮農場や関連ビジネスを襲撃して何百万ドル相当の損害を与えている。しかし、そうしたショッキングな話は毛皮擁護派に与するばかりであり、こちらは何百万ドルもかけたPRやマーケティングーキャンペーンを展開して公衆の支持を得ようとしている。