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人間の欲望から倫理に至るまでの知識が必要

リサイクルは学問にはなりにくそう。まず、基本は材料それぞれです。分野としては応用化学がほぼ全域をカバーしますが、紙だと農学、金属は金属学、ガラスは無機材料化学、といった分野に分かれます。ですから。今の日本の大学なら、学問としてリサイクルを扱うのはお手上げに見えます。さらにもっと問題がある。リサイクルは経済行為として行なわれてきたから、市場経済の理解が必須だろう。ところが最近は、市場経済まかせではいかないものだから、法的な枠紺みとなるリサイクル法を整備し、強制的にやらせるようになった。となると、リサイクルはなぜやるのか、という全体観を持つべきなんだが、それには、地球が恵む資源・エネルギーの知識から、人間活動の総体をつかみ、さらには人間の欲望から倫理に至るまでの知識が必要になる。